おもちゃ病院 修理のヒント 

おもちゃを修理に出したい方はおもちゃ病院のホームページに開院情報があります。


歌うサンタ人形のIC不良をPICマイコンで修理する

良い音の出るICがありましたので、

早速、修理に使用してみました。

PIC12F1822を使用。        回路はこうなりました。

ピン、ポンと言う単音ではなく、和音で音の広がりがあります。

サンプルはココです。

    

We wish a merry Christmas が流れます。

モーターが2つ、首振とプラ球の中のプロペラを回転させて雪を飛ばす。

スピーカー内臓で、音楽が鳴っていたはず。

しかし、ICが壊れており音も鳴らず、動かない。

 

左足の赤丸部分がスタートスイッチで、押しても何も起こらない。

音楽が鳴っている間、体をゆすり、雪が舞うのでしょう。

 

モーターの制御は出来ますが、音楽は手も足も出ません。

 

名張市の「つつじヶ丘おもちゃ病院」、大泉ドクターが既に沢山の曲を

PICに実装されている事を知り、お願いした所、快く使用許可を頂きました。

 

更に、モーターコントロール、スイッチ始動までも実装してもらえましたので、

PICマイコン1個で修理を完了できました。

 

左がオリジナル、右が作成したPIC実装基板。

 

アンパンマンの自由に動き回るおもちゃ。

モーター1個、スピーカー内臓、左手の星印がスタートスイッチ。

 

これもIC不良で、音も動きもなし。

PICマイコンの演奏曲をアンパンマンマーチに変更して実装。

修理完了。

 

PICマイコンの詳細は下記参考にして下さい。

つつじヶ丘おもちゃ病院:http://tutujith.blog.fc2.com/

大泉ドクター連絡先:tutuji@m.jcnnet.jp

 

興味のある方は、つつじヶ丘おもちゃ病院の下記項目を熟読して下さい。

おもちゃのICやマイコン故障でお困りのときは、代替品をお作りします

 

ハードルが高いなと思われる方でも、「奈良 健やか交流塾おもちゃ病院」の

ドクターであれば相談に応じますので「西の中村」迄連絡して下さい。

 

プログラムの入手から実装までお手伝いします。

 

PIC−ICが1個100円ですので、周辺回路の部品を追加しても

修理代金は200円になる予定です。(2014年12月現在)

 

IC不良=修理不能であきらめず

IC不良=修理可能にしましょう。


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