はんだ
良い半田付けができると修理に自信が持てるようになります。
1.リード線の半田付けが圧倒的に多いので、20Wの半田ゴテを使いましょう。
ボタンを押すと20W/80W−130Wが切り替えられるコテは何かと便利です。
コテ先は円錐形が使いやすい。
2.スズ60%以上の電子工作、精密電子工作用を選びます。
径1mmが使いやすい太さです。
鉛フリー半田は溶融温度が高く、流れにくいので使用しません。
3.半田をする前に必ずコテ先を清掃し、半田を塗っておく。
[ 清掃前 ] [ 清掃後 ]
[ リード線と部材の半田付け ]
1.コテ先と材料間の接触面積を増やす為に
半田付けの直前に、コテ先がふっくらとなる位に半田を盛る。
2.半田付けする部分を予備半田する。
半田はコテに供給するのではなく、材料を熱して、材料に半田を供給する。
3.半田付けの直前に、コテ先がふっくらとなる位に半田を盛る。
部材にコテ先を当てる。
溶けた半田部分に予備半田をしたリード線を置く。
[ 電池の液漏れで腐食した部分の半田付け ]
1.電池の液漏れで腐食した半田部分は削り取る。
コテ先がふっくらとなる位に半田を盛って露出させた部分にコテ先を当てて溶かす。
少し半田を供給して、半田が盛り上がった部分をコテ先でこそぎ取って、捨てる。
古い半田を新しい半田で置き換えると、半田付けがしやすくなります。
2.黒くなったリード線はカッターナイフ等でしごいて、銅を露出させる。
コテ先にリード線を当て、コテ先に半田を供給して、垂れない程度の半田の池を作る。
5−10秒間そのままにして、コテ先を離す。コテ先の半田は捨てる。
半田がリード線に乗っていなければ、再度、同じ事を繰り返す。