プリント基板
1.はじめに
いろんな材質の基板がありますが、ベークとエポキシが良く使われます。
銅箔が片面の物(片面基板)と両面の物(両面基板)があります。
曲がる基板(フレキシブル基板)は銀印刷回路とカーボン印刷回路です。
厚さは規格があり、1mm、1.2mm、1.6mmが良く使われています。
2.ベーク基板
最も安価な基板です。
柔らかいので良く曲がります。
薄い茶色から濃い茶色まであります。
銅箔の接着力が弱く、半田コテを当て過ぎると剥がれます。
ほとんどが片面基板です。
3.エポキシ基板
青い色で、透き通っています。
硬いので曲がりません。
銅箔の接着力が強く、半田コテを長時間当てても剥がれません。
両面基板である事が多い。
穴はメッキされていて表面の回路と裏面の回路は繋がっています。(スルーホール)
4.構造
基盤の上に銅箔回路を作り、ソルダーレジストを塗布してあります。
ソルダーレジストは絶縁と不要な部分に半田が乗らないようにしています。
青色の塗料が一般的ですが、青色とは決まっておらず、赤色もあります。
カッターナイフ等でこすると簡単に取れます。
4.カーボン印刷スイッチ